真の価値があるものを必要な人に届ける〜代表理事からのメッセージ

常に「なぜ?」と問い続けた少年時代

1992年、愛知県岡崎市の静かな家庭に、私は生まれました。幼少期から常に「なぜ?」と問い続ける好奇心旺盛な少年でした。

小学生の頃から始めた空手の稽古は厳しかったですが、目標達成への強い意志と「当たり前のこと」の大切さを学ぶ機会となりました。

いじめに立ち向かった日

小学校高学年の時、クラスである女の子がいじめの標的となっていました。私は、そのいじめを見過ごすことができませんでした。

勇気を出していじめに抗議しましたが、その結果、自分自身がいじめの対象となってしまったのです。

約半年間、私はいじめに苦しみました。辛く苦しい経験でしたが、この出来事は私に大きな気づきをもたらしました。

いじめの悪影響を身をもって体験し、「いじめを止める」という当たり前の行動の重要性を痛感しました。

自分を守るために身につけた習慣

いじめの経験から、私は「本心を伝えないこと」と「中心グループにいること」が自分を守ることにつながると考えるようになりました。

中学校時代、私は自分を守るために、八方美人的な振る舞いを続けていました。しかし、次第に自分自身との葛藤を感じるようになっていきました。

「真の価値」を求めて

本心を隠し続けることで、私は次第に自分自身がわからなくなっていきました。

「真の価値とは何か」という問いが、私の心に芽生え始めたのです。

自分らしい生き方を模索し始めた私は、やがて大学進学という転機を迎えます。

福祉大学での学び

福祉大学では、ボランティア活動に積極的に参加しました。

その中で、「人々の豊かさと幸せ」について考えるようになりましたが、自身の人生の目的を明確に定めるまでには至りませんでした。

カンボジアでの出会いが変えたもの

大学時代、私はカンボジアでインターンシップに参加しました。

現地の人々との交流や、多様な働き方と価値観に触れた経験は、私の人生観を大きく変えるものでした。

この経験を通して、私は「本心を伝えないこと」と「中心グループにいること」という、いじめの経験から身につけた考え方が、実は自分自身を縛っていたのだと気づきました。

カンボジアでの出会いは、私に新たな視点を与え、自分自身と向き合う勇気を与えてくれたのです。

サラリーマン経験と東京での挑戦

大学卒業後、私は1年間のサラリーマンを経験しました。

しかし、この経験から、自分にはこの道が合わないと悟りました。

どこでも生活できるスキルを身につけたいという思いから、私は東京に出ることを決意しました。

東京では、個人のお店に直談判をして和食料理を学びながら、朝は掃除のアルバイト、深夜や休みの日にはEC物販を行う、目まぐるしい生活を送っていました。

EC物販での独立とIT企業への転職

東京での忙しい生活の中で、私はEC物販で独立することを決意しました。

その後、さらにITスキルを身につけたいという思いから、IT企業に転職しました。IT企業では、ITスキルを磨きながらEC物販を続けていました。

この経験を通して、私はEC物販の可能性とITスキルの重要性を認識するようになりました。加えて、Webマーケティングのスキルと資産性のあるSEOについても学び、それらを掛け合わせることの価値を理解しました。

自身の専門性を追求していく中で、「真の価値」を見極める力を身につけていった私は、自身の経験と理念を社会に還元したいという想いを強くしていきました。

一般社団法人日本広告士協会の設立と理念の具現化

私の経験と理念が結実したのが、一般社団法人日本広告士協会の設立です。

「真の価値があるものを必要な人に届ける」という理念のもと、仲間たちと共に、新たな一歩を踏み出しました。

私の挑戦は、まだ始まったばかりです。価値ある商品を届けられる存在になること、挑戦し続ける人々を応援し続けること、そして協会の理念を次世代に継承していくこと。

私の人生の物語は、一般社団法人日本広告士協会の理念と共に、未来へと続いていくのです。