「今の説明、すごく重要だったけど、ちゃんとメモしきれなかった…」
「Web会議中、聞き逃すのが怖くて、話に集中できない…」
「会議後の議事録作成、正直言って、一番気が重い作業なんだよな…」
リモートワークが当たり前になった今、Web会議に関するこんな悩みを抱えている方は、きっと少なくないはずです。
その解決策として、「Web会議を録音できる、いいボイスレコーダーはないかな?」と探しているのではないでしょうか。
もし、探しているのが、ただ録音するだけの機械ではなく、面倒な議事録作成まで一気に片付けてくれるのだとしたら…
結論から言うと、今、その答えとして最も注目されているのが、ChatGPTと連携したAIボイスレコーダー「PLAUD NOTE」です。
この記事では、PLAUD NOTEがWeb会議の録音・議事録作成の救世主となり得る理由と、多くの人が知らない「PCでのWeb会議に使う際の、ちょっとしたコツ」を徹底的に解説します。
ChatGPT連携AIボイスレコーダー「PLAUD NOTE」とは
「PLAUD NOTEって、最近よく聞くけど、一体何がそんなにすごいの?」
そう思われる方も多いでしょう。
一言で言うと、PLAUD NOTEは、これまでのボイスレコーダーの常識を覆す、「録音」と「議事録作成」を全自動で行ってくれる魔法のようなカードです。
クレジットカードとほぼ同じ、驚くほど薄くて軽い本体に、高性能なマイクと最新のAI技術がギュッと詰め込まれています。
ボタン一つで会議を録音し、終わったらスマホアプリに同期するだけ。
すると、AIが自動で、驚くほど正確に音声を文字に起こし、さらにはChatGPTがその内容を箇条書きで分かりやすく「要約」までしてくれるのです。
これまで何時間もかかっていた議事録作成が、わずか数分で完了する。
まさに、Web会議時代のビジネスパーソンにとって、最強の「時短ツール」と言える存在です。
PLAUD NOTEはPCでのオンライン会議は録音できない
実は、PLAUD NOTEは、PCから直接音声を拾って録音する機能は、標準では備わっていません。
これを知らずに購入してしまうと、「あれ?使えないじゃないか!」とがっかりしてしまう、最大の落とし穴なんです。
PLAUD NOTEは、あくまで物理的なマイクで「音」を拾うか、スマホ本体の「振動」を検知して通話音声を録音する仕組み。
そのため、PCの内部で鳴っている音声(システム音声)を直接デジタルデータとしてキャプチャーすることはできないのです。
しかし、この問題を解決し、PCでのWeb会議にもPLAUD NOTEをフル活用するための、シンプルで効果的な方法があるんです。
- PLAUD NOTEでPC上のオンライン会議を録音する方法
- 録音した音声は「PLAUD WEB」を使えばPC上で管理できる
PLAUD NOTEでPC上のオンライン会議を録音する方法
その方法は、PCのスピーカーから出る音を、PLAUD NOTE本体のマイクで直接録音するという、非常にシンプルで、少しアナログな方法です。
「え、そんな原始的な方法で大丈夫?」
と不安に思うかもしれませんが、これが意外なほどうまくいくんです。
しかも、このやり方は、公式でも推奨されている方法ですので、録音範囲などを守ればしっかり録音されます。
Q1. PCでのオンライン会議は録音できますか?
A1. 本製品には通常録音モードと通話録音モードがあり、PCでのオンライン会議等におきましては、イヤホンではなくスピーカー再生にして頂いた上で、通常録音モードにて録音後、文字起こしや要約をして頂くことが可能です。
PLAUD NOTEの集音性能は非常に高いため、静かな環境で、PCのスピーカーの音量を適切に調整してあげれば、驚くほどクリアに音声を拾ってくれます。
【かんたん3ステップ】
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PCでZoomやTeamsなどのWeb会議に参加し、イヤホンは使わず、PCのスピーカーから音声が出るようにします。
-
PLAUD NOTEを、そのPCのスピーカーのすぐ近くにそっと置きます。
-
会議が始まったら、PLAUD NOTEの録音ボタンをONにする。
たったこれだけです。
この一手間を加えるだけで、PCでのWeb会議も、PLAUD NOTEの強力なAI文字起こしと要約機能の対象に早変わり。
「PCで直接録音できない」という弱点を、賢くカバーしてしまいましょう。
録音した音声は「PLAUD WEB」を使えばPC上で管理できる
「録音はアナログでやるとして、その後の編集作業はやっぱりPCの大画面でやりたいな…」
そんな声にも、PLAUD NOTEはしっかり応えてくれます。
最近登場した「PLAUD WEB」というPC版の管理画面を使えば、録音後の作業が劇的に快適になります。
スマホのアプリで文字起こしを実行したデータを、PCのブラウザから開くことができるのです。
キーボードとマウスを使って、テキストの修正やコピー&ペースト、データの書き出しといった作業がサクサク進められます。
議事録の仕上げや、報告書への引用など、最終的なアウトプットを作成する作業は、やはりPCの方が効率的。
「録音は手軽にデバイスで、仕上げは快適にPCで」という、理想的な使い分けができるのも、PLAUD NOTEの大きな魅力です。
PLAUD NOTEの通話録音モードはスマホでしか使えない
ここで、もう一つPLAUD NOTEの特性についてお伝えしておきます。
それは、相手の声もクリアに録音できる、あの画期的な「通話録音モード」は、スマートフォン専用の機能だということです。
このモードは、スマホ本体が発する微細な振動を検知して録音する「VCS(振動伝導センサー)」という特殊な技術を使っています。
そのため、物理的に振動しないPCでは、このモードを利用することができないのです。
- 「外出先での急な電話会議は、スマホの通話録音モードで」
- 「オフィスでのじっくりしたPC会議は、スピーカーからの録音で」
このように、PLAUD NOTEの得意なこと、苦手なことを理解して、状況に応じて賢く使い分けること。
これが、この便利なツールを120%使いこなすための、一番の秘訣と言えるでしょう。
PCでのオンライン会議を録音して文字起こしと議事録作成ができるツール
「PLAUD NOTEのやり方もいいけど、もっとPCでのWeb会議に特化した、スマートな方法はないの?」
もちろん、他の優れた選択肢もご紹介します。
使い方や予算によって、最適なツールは人それぞれ。
PLAUD NOTEと比較しながら、自分にピッタリの相棒を見つけてみてください。
- オフラインとオンラインの両方で使いたいならNotta
- 完全無料で議事録作成したいならWhisperとChatGPTの組み合わせ
- オンライン会議に特化した文字起こし・議事録作成ならtl;dv
オフラインとオンラインの両方で使いたいならNotta
画像:Notta|公式HP
「Notta」は、AIを活用したクラウドベースの文字起こしツールです。
PLAUD NOTEのように物理的なデバイスを持ち歩くのではなく、ソフトウェアだけで完結させたいなら、この「Notta」が最有力候補になります。
音声や動画をテキストに変換し、会議のメモ・インタビュー・講義などを効率的に管理できます。
Zoom・Google Meet・Microsoft TeamsなどのWeb会議システムとの連携も可能です。
Nottaは、PCアプリ、スマホアプリ、そしてChromeの拡張機能まで揃っている、まさに「録音・文字起こしの万能選手」。
Zoom会議が始まると自動で参加して録音・文字起こしをしてくれたり、対面でのインタビューをスマホで録音したりと、あらゆるシーンに対応できます。
デバイスの垣根を越えて、オンラインもオフラインも、すべてを一つのサービスで管理したい。
そんなスマートな働き方を求める方には、Nottaがピッタリです。
また、その他の機能として、AIによる要約・自動議事録作成など、多彩な機能があります。
特に評価されているのは、98.86%の高い文字起こし精度や、素早い処理時間です。
会議録音やテキスト共有が簡単に行えるため、企業のチームや教育機関・医療従事者・ジャーナリストなど幅広い分野で利用されています。
Nottaを実際に使用した方のレビューは、「【Notta】文字起こしAIってどうなの?9ヶ月使用した実際のレビュー【文字起こし・会議議事録AIツールの比較表】」わかりやすかったので、Nottaが気になっている方はご覧ください。
無料プランも提供されていますが、より高度な機能が使える有料プランは月額1,980円から利用可能です。
学生・教職員向けの割引も用意されています。
Nottaは、対面あるいはオンライン会議の文字起こしに便利なPC用のWeb版と、スマホにインストールしてボイスレコーダーとしても活用できるアプリ版の両方が揃っています。
そのため、さまざまなシチュエーションに合わせて手軽に利用できます。
オンライン会議・オフライン会議・外出先でのインタビューなど、さまざまなシチュエーションで文字起こしをしたい場合には、Nottaの活用がおすすめです。
Notta:https://www.notta.ai/
完全無料で議事録作成したいならWhisperとChatGPTの組み合わせ
「とにかくコストをかけずに、最高の精度の文字起こしを試してみたい!」
そんな、願いを叶えてくれるのが、この「WhisperとChatGPT」という無料ツールの組み合わせです。
これは、ChatGPTを開発したOpenAI社が提供する、非常に高性能なAIです。
Web会議を別途録音・録画し、その音声データをWhisperに読み込ませて文字起こしし、出来上がったテキストをChatGPTに貼り付けて要約させる、という流れ。
ただし、見ての通り、それぞれのツールを自分で操作する必要があり、ある程度のIT知識と手間がかかるのは事実です。
技術的な探求が好きな方や、コストを何よりも優先する方にとっては、これ以上ない選択肢と言えるでしょう。
オンライン会議に特化した文字起こし・議事録作成ならtl;dv
画像:tl;dv|公式HP
「Web会議は、音声やテキストだけじゃなく、映像と一緒に振り返りたいんだよな」
そんなチームでの利用を考えている方には、この「tl;dv(ティーエルディーブイ)」が面白い選択肢になります。
tl;dvは、ZoomやGoogle Meetに「書記ボット」として参加し、会議を自動で録画・文字起こししてくれます。
最大の特徴は、会議中に「ここ重要!」と思った瞬間にメモをすると、その部分に「タイムスタンプ」が打たれること。
後から議事録を見返した時に、そのタイムスタンプをクリックするだけで、該当シーンの動画に一瞬でジャンプできるのです。
まとめ:Web会議の議事録作成は、いまはPLAUD NOTE一択
PCに特化した便利なツールもたくさんありますが、手軽さ、AI要約の質の高さ、そしてスマホでの急な会議や対面での打ち合わせにも対応できる万能性を総合的に考えると、やはり多くのビジネスパーソンにとっての最適解は、「PLAUD NOTE」だと、私たちは考えます。
PC会議の録音に「スピーカーから録音する」という一手間がかかるという小さなデメリットを差し引いても、会議後の議事録作成にかかる時間が劇的に短縮されるという、圧倒的なメリットが遥かに上回ります。
「会議の録音」から「議事録の完成」まで、一連の面倒な流れを、最もシームレスに、かつ高品質に実現してくれるパートナー。それがPLAUD NOTEです。